4月に入学した生徒も、やっと実習らしい実習が始まり、いろいろなものを
作り始めました。
実習の中でも、「出汁巻き」「薄焼き卵」「オムレツ」の試験があります。
包丁を持つのも初めての生徒もいたり、家でいろいろ料理をする子も、
器用な子も、そうでない子も・・・みんな一生懸命です。当たり前ですが・・・(^_^.)
手順、色、味、見た目、準備から片づけまで評価対象です。
卵の次は魚です。
3枚卸なんですが、もともと釣りが好きな生徒達はやはりスムーズに進むようです♪
こうして和食、洋食、中華、製菓等々いろいろ基本をしてもらいます。
いろいろな情報があふれている中、SNSなどでも料理動画や文言が出てきます。
実際の飲食店でのやり方も様々です。
学校で習ってるのと違うと疑問に思う生徒も出てきます。
生徒達には「料理の正解はひとつではない。学校は比較的調理師免許取得の為の勉強が多い。
事業で教えてもらう事も正解。なので全てプラスに捉えて」
と、伝えています(^O^)
先日も、2年生の生徒が「学校で桂むきの時の足は肩幅に広げてって言われるけど、
職場では狭いからそんなんできひん」と(^_^.)o
確かに・・・(笑)
これからもたくさんそんなことが出てきて、混乱する生徒もいると思います。
そんな時は、「なんで?」と疑問に思い、口に出してもらえたらと考えてます。
今の子供たちは疑問に思う事が少ないように思いますので、まず疑問に思って
そして納得のいく答えを一緒に考えたいです。
もうすぐ長い夏休みに入りますが、楽しいだけではなく、しんどい生徒も
多いと思いますが、遊びも社会勉強も経験できることは可能な限り
してほしいと思います(^O^)