介護食指導員夏季研修会

8月上旬に、併設している「奈良調理短期大学校」で

「介護食指導員夏季研修会」を2日間実施しました。

全国の調理学校で介護食を指導しておられる方々を対象に

指導員資格更新の為と新しく指導員になる為の研修です。

毎年どこかの調理学校で実施していますが、今年は奈良でした。

東京や新潟、近畿、四国、九州から沖縄まで

各調理学校の指導員の方々が参加されました。

「摂食嚥下機能の理解と食支援」「食べやすさを科学する」

「健康寿命推進への取り組み」等の講義と実習の2日間でした。

実習では「幕の内弁当」や「晴れの日の嚥下食」等です。

⬆︎ 幕の内弁当(介護食)

⬇︎ 牛すね肉の赤ワイン煮込み

⬆︎ 握り寿司・枝豆豆腐のお吸い物(介護食)

講師の方は管理栄養士の方や、今回はニューヨークで活躍されている

二ューヨーク公認栄養士の方にもお越しいただきました。

高齢化社会でしっかりと食事ができることが望ましいのですが、

少し飲み込みが難しくなって来られた方にも、味気ない介護食にならず

見た目も味も楽しんでもらえるように調理をする「介護食士」というのを

少しでも多くの方に知っていただければと思います。

関係者の皆様、講師の皆様、ご参加いただきました皆様、

2日間有難うございました。