夏休みの間に「介護食指導員夏季研修会」を2日間実施しました。
全国の調理学校で介護食を指導しておられる方々を対象に
指導員資格更新の為と新しく指導員になる為の研修です。
毎年どこかの調理学校で実施をしてますが、今年は奈良でした。
東京や新潟、近畿、四国、九州、沖縄の学校の指導員の方々が
参加されました。
「摂食嚥下機能の理解と食支援」「食べやすさを科学する」「健康寿命推進への取り組み」
等の講義と、実習での2日間でした。
実習では「幕の内弁当」や「晴れの日の嚥下食」等です。
⇑ 幕の内弁当(介護食)
⇓ 牛すね肉の赤ワイン煮込み(介護食)
⇑ 握り寿司・枝豆豆腐のお吸い物(介護食)
講師の方は管理栄養士の方や今回はニューヨークで活動されている
ニューヨーク公認栄養士の方にもお越しいただきました。
高齢化社会でしっかりと食事が出来ることが一番望ましいのですが、
少し呑み込みが難しくなってこられた方にも、味気ない介護食にならず
見た目も味も楽しんでもらえるように調理をする「介護食士」というのを
少しでも多くの方に知っていただければと思います。
関係者の皆様、講師の皆様、ご参加いただきました皆様
2日間有り難うございました。